ワクチン・予防接種

予防接種の意義

当クリニックでは、7つの病気に対しての無料で受けられるワクチン(定期接種)、有料でお子さんに受けさせるワクチン(任意接種)を下記のとおり実施しています。

本来、予防接種というのは、病気に対し弱い子どもに早い段階で免疫をつけさせるのが目標なので、接種が可能な年齢・月齢になり次第、できるだけ早めに受けられることを推奨しています。

本来防げるはずの病気を予防接種をしていなかったが為に、発症してしまうのは非常に小児科医として、やりきれない気持ちになります。

予防接種ワクチンの副作用は、大きくなった子どもよりも、小さい乳幼児の方が少ないものです。もちろん副作用のご心配もおありでしょうから、ご不安な方はご遠慮なく一度ご相談ください。

任意接種のワクチンは最短で月齢2カ月から接種できるものがあります。無料で受けられるワクチンとの同時接種が可能なものもありますので、予防接種についてのスケジュールを小児科医と一緒に立てた上で、定期的にワクチン接種を行われることをお勧めいたします。

当クリニックで実施している予防接種の一覧

当クリニックで公費(無料)で接種できるもの

予防接種名 接種を勧める月齢・年齢(標準的な接種年齢)
【下段:無料で受けられる年齢(対象年齢)】
接種方法と回数
四種混合
(ジフテリア・
百日せき・
破傷風・ポリオ)
Ⅰ期
初回
生後2カ月~12カ月
<生後2カ月~7歳6ヵ月未満>
20日~56日の間隔で3回
Ⅰ期
追加
初回接種後12カ月~18カ月
<生後2カ月~7歳6ヵ月未満>
1回
二種混合(DT)
(ジフテリア・
破傷風)
Ⅱ期 11歳
<11歳~13歳未満>
1回
麻しん風しん混合(MR) Ⅰ期

1歳~2歳未満

<1歳~2歳未満>

1回
Ⅱ期 小学校入学前年度の1年間
<小学校入学前年度の1年間>
1回
日本脳炎 Ⅰ期
初回
<生後6ヶ月~7歳6ヶ月未満)> 6日~28日の間隔で2回
Ⅰ期
追加

Ⅰ期初回終了後おおむね1年(11~13ヶ月)あける

Ⅱ期 9歳
<9歳~13歳未満>
1回
BCG

ツ反

なし

生直後~1歳未満 1回
不活化ポリオ Ⅰ期初回 生後3ヶ月~ 20~56日の間隔で3回
Ⅰ期追加 3回目接種後、6ヶ月以上あける 1回
水ぼうそう 1歳以上で麻しん風しん混合ワクチン接種時 2回
ロタ 生後6週~32週 2~3回

予防接種名 対象年齢 接種方法と回数
インフルエンザ桿菌b 型
(Hibワクチン)
生後2ヶ月~4歳

生後2ヶ月~6ヶ月

(生涯接種回数4回)
・初回:4~8 週間の間隔で3 回
・追加:初回終了後1年あけて1回
生後7ヶ月~11ヶ月

(生涯接種回数3回)
・初回:4~8週間の間隔で2回
・追加:初回終了後1年あけて1回
1歳~4歳:(生涯接種回数1回)

小児用肺炎球菌
(プレベナーワクチン)
生後2ヶ月~9歳
(無料接種は4歳まで)

生後2ヶ月~6ヶ月

(生涯接種回数4回)
・初回:27日間以上の間隔で3回
・追加:3 回目接種後60日間以上の間隔で1回
(生後12~15ヶ月)
生後7ヶ月~11ヶ月

(生涯接種回数3回)
・初回:27日間以上の間隔で2 回
・追加:2回目接種後60日間以上の間隔で1回
(生後12ヶ月後)
1歳(生涯接種回数2回)
・初回:60日間以上の間隔で2 回
2歳~9歳(生涯接種回数1回)
・1回


予防接種名 対象年齢 接種方法と回数
子宮頸がんワクチン 中学1年生~高校1年生 生涯接種回数3回
初回
2回目:1~2ヶ月後
3回目:初回から6ヶ月後

予防接種名 対象年齢 接種方法と回数
B型肝炎 生後2ヶ月~1歳未満 接種回数3回
初回
2回目:初回から4週後
3回目:初回から20~24週後

当クリニックで有料で接種できるもの

予防接種名 対象年齢 接種方法と回数 費用
おたふくかぜ 1歳以上 2回 5,500円/回
インフルエンザ 生後6ヶ月以上の全年齢 6ヶ月以上、13歳未満:2~4週間あけて毎年2回接種
13歳以上:1回もしくは1~4週間あけて2回接種

(3歳未満)

3,200円/回
(3歳以上)

3,700円/回

B型肝炎 生後2ヶ月以上の全年齢 生涯接種回数3回
初回
2回目:初回から4週後
3回目:初回から20~24週後
(10歳未満)4,950円/回
(10歳以上)6,050円/回
水ぼうそう 1歳以上 3ヶ月以上あけて2回 7,150円

※いずれも税別の費用です。

予防接種についてのご不明点は、お気軽に受診の際に院長にご相談ください。

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